あかつき建設株式会社

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印山寺本堂新築

 向拝の両側脇に地下へ降りる階段が付いています。法事の後のお斎(精進落とし=神事で言う直会のこと)や、葬儀にも利用される集会室が地下に設けてあります。通常の部屋高さの4分の3が地下に沈んでいますが、4分の1は地上に出し、明かり取り・換気の役を果たす高窓を付けています。

 地下は本堂基礎を兼ねて鉄筋コンクリート(RC)造にしています。印山寺21世住職のたってのご要望で、鉄骨造ながら古建築風を実現させました。参考にと訪れた各地の鉄骨造の本堂は、いずれも屋根の小屋組だけは木造でした。鉄骨で屋根の反りを出す技術がなかったと思われます。

 当社では鉄骨材の曲げ加工を上部、中部、下部の三段階でしぼり径を替える工夫をして見事にそり屋根を実現しました。当時の宗教専門紙に近代まれに見る『立派な本堂』として紹介されたほどです。

 

印山寺本堂.JPG

 

 下の写真は内陣のようすです。ご本尊は薬師如来座像で脇侍に日光月光菩薩を従えておられます。印山寺の前歴はもと神宮寺『阿免寺』で、その昔空海が疫病退散を祈祷した寺とのこと。して、ご本尊はそのとき空海が彫ったものとの言い伝えがあるとか。

印山寺本堂内陣.jpg

2018.11.16 Friday